グルチャ

chat.acができるまで(概要)

前回書いた通り、
statusnetを使ってchat.acができるまでを解説していきますが、chat.acはいろいろな会社のいろいろなサービスを使って実現していますので、
まずは、どの会社のサービスを使っているのか、あらましを説明しましょう。

ドメイン取得

ムームードメイン
http://muumuu-domain.com
ドメインの取得サービスを行っている会社は沢山ありますが、
この会社に決めた理由は安くて充実したDNSカスタム設定があるからです。
chat.acの場合、ドメイン取得料は年間980円です。
これはほぼ業界最安値と言って良いでしょう。
それでいて、充実したDNSカスタム設定があるので安心です。
サイトを立ち上げる上で、DNSカスタム設定ができるかできないかは、非常に重要になってくるので、
この機能が充実していることはサービスを受ける上で重要な要素になります。
後述のAmazon EC2でDNSカスタム設定を使う必要がでてきます。

サーバー

Amazon EC2
http://aws.amazon.com/jp/ec2
いわずと知れた大手ネットストアのアマゾンがやっているサーバーサービスです。
やはり沢山の会社がレンタルサーバーやらIaaSやらSaaSやらPaaSやらと言ってサービスを行っていますが、
このサーバーの良いところは、安くて速いことです。
chat.acの場合、1年間無料枠というのを使っていて、1年間は無料です。
1年後から有料になりますが、それもサーバーのCPU利用率やアクセス量によって値段が決まり、少ない利用量なら1ヶ月100円ぐらいで使えます。
(それは、つまり利用者が少ないサイトを意味するので悲しいことでもありますが)
もし、(何かの間違いで)人気サイトになって、とんでもない金額になってしまったら、そのときは、サーバーをもっと安価なサービスへ移すなりを考えれば良いので、
とにかく、最初の立ち上げを無料で行えるのは心強いですね。
そして、このサーバーのもう一つの魅力が速いことです。
このサーバーは世界にサーバーが置いてあって、東京にもあります。
chat.acの場合も東京のサーバーを使っています。
実際アクセスしてみください。
クイッと画面が表示されたかと思います。
もっさり画面が表示されるか、それともクイッと画面が表示されるかは、サーバーの速度によります。
サーバーの速度もサーバー本体の速度とサーバーがどこに設置してあるかに依存します。
安いサーバーの場合、アメリカに設置されている場合がありますが、そこに置いたサイトはもっさり画面が表示されちゃったりするんですね。
しかし、こればっかりは実際そのサーバーにサイトを置いてみないとわからないので、賭けの部分があります。

twitterもどきのウェブアプリ(コンテンツ)

statusnet
http://status.net
SNSなどのコミュニケーションサイトを実現するウェブアプリもやはり色々なアプリが揃っています。
twitterもどきに限らず、mixiもどきなウェブアプリもあります。
このアプリに決めた理由は、非常にお手軽にインストールできるうえに機能が充実しているからです。
ウェブアプリは大抵単独では動かず、言語とデータベースをサーバーにインストールする必要がありますが、
statusnetの場合は、言語はPHP、データベースはMySQLを使っています。
このPHP+MySQLは非常にメジャーな組み合わせで、
もしインストール時にトラブルが発生した場合でも、ネットに情報がゴロゴロ落ちているので安心です。
そして、statusnetの機能の充実度はtwitterなみなところも良いですね。
よくぞ、ここまで作り上げたなと関心します。
大抵のウェブアプリは無料ですが、これももちろん無料。
この機能を無料で提供しているのですから、開発者は凄い。

※脱線話
実のところ、サーバー+ウェブアプリの組み合わせを
最初はGoogle App Engine + Jaikuengine
を考えていました。
Google App Engine
https://developers.google.com/appengine/?hl=ja
Jaikuengine
http://code.google.com/p/jaikuengine/
Google App Engineはその名の通りGoogleが提供しているサーバーサービスです。
Google App Engineの良いところは、年間縛りも無く一定の使用量ならば永年無料、しかも速さもAmazon EC2を凌ぐほどです。
また、同じくGoogle提供のJaikuengineはtwitterもどきどころかtwitterを凌ぐぐらい機能が充実しています。
これはもう使わない手は無いですね。
で、実際これを使おうとがんばってインストールしていたのですが、どうにも動きません。
Jaikuengineの使用言語はPythonで、そのバージョンが古くPython 2.5を使っていて、
Google App EngineにはPython 2.7が入っているのです。
どうにも、Jaikuengineは古いバージョンのまま放置されているようで、
インストールしても全くウンともスンとも言いませんでした。
ネットを見ると、わずかながら動かしたと言う人もいたので、自分が動かせないのが悔しくて、
1日(寝ずにほぼ24時間)Google App EngineとJaikuengineと格闘したのですが、
インストールできずに断念しました。
それからAmazon EC2 + statusnetの組み合わせを立ち上げたのですが、
こちらはほとんど躓くこともなく半日でインストール完了。
Google App Engine + Jaikuengineで苦労したことを考えるとあっけないぐらいでした。


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