WindowsにVirtualBox、Ubuntu Serverをインストールして、WindowsとUbuntu Serverをローカルネットワークで繋ぐ設定までを説明します。
VirtualBoxをインストール
VirtualBoxのダウンロードページからVirtualBox 4.3.8 for Windows hostsをダウンロードしてインストールします。
Ubuntu Serverをダウンロード
Ubintu ServerのダウンロードページからLTSをダウンロードします。
VirtualBoxにUbuntu Serverをインストール
この手順はWindowsのVirtualBoxにUbuntu 13.04をインストールしてみたを参考にしましょう。
ここで気を付けたいのは、Ubuntu ServerはEnglishをインストールすること。
日本語をインストールするとTerminalに表示される日本語が文字化けしてしまいます。
日本語に対応したTerminal(fbterm)をインストールすれば表示できますが、手間が増えるので、ここは潔くEnglishをインストールするのが無難。
VirtualBoxでホストオンリーアダプターを設定
VirtualBoxマネージャーでUbuntu Serverを選択した状態で設定ボタンを押す
ネットワークタブを表示してアダプタ1にはNATが選択されていることを確認(デフォルトでNATになっているはず)
アダプタ2を有効にしてホストオンリーアダプターを割り当てる。
Ubuntuのネットワークを設定
まずはホストオンリーアダプターのIPアドレスを確認する。
VirtualBox1のファイル > 環境設定 を選択する
環境設定でネットワークタブを選択し、ホストオンリーネットワークタブのVirutalBox Host-Only Ethernet Adapter を選択し、編集ボタンを押す
IPv4アドレスを覚えておく
VirtualBoxからUbuntuを起動する
Ubuntuでnetwork intarfacesを編集する
sudo nano /etc/network/interfaces
interfacesを以下の内容に編集する
auto lo iface lo inet loopback auto eth0 iface eth0 inet dhcp auto eth1 iface eth1 inet static address 192.168.56.2 netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.56.1
※ gatewayにホストオンリーアダプターのIPv4アドレスを設定します。
ネットワークを起動する
sudo /etc/init.d/networking start
ubuntu起動時にネットワークも起動するように自動実行に設定
sudo nano /etc/rc.local
rc.localに以下の内容を追加
/etc/init.d/networking start
以上でWindowsとUbuntu Serverをローカルネットワークで繋ぐことができました。
Windowsから192.168.56.2にアクセスするとUbuntuに繋がります。
※ 参考文献
WindowsのVirtualBoxにUbuntu 13.04をインストールしてみた
VirtualBoxでのネットワーク設定(NAT+ホストオンリーアダプタによるホストOSとゲストOS間の通信)